離婚問題の体験談

妻との別居で弁護士から離婚の通知、これからが不安な日々

私と妻には7歳の年齢差があります。

結婚当時、私は33歳、妻は26歳で、いわゆる「できちゃった結婚」でした。現在私は38歳で、離婚こそしていないものの、結婚生活の半分ほどの期間、別居が続いています。

なぜこうなってしまったのかと言えば、一般的に言われる「性格の不一致」が原因だと言えるでしょう。私たちは付き合ってすぐに子供を授かり、交際4ヶ月で結婚しました。そのため、さまざまな意味でお互いに準備ができておらず、その積み重ねが不仲の原因となりました。

具体的な状況をお話しすると、ある日、妻は私の同意なく子供を連れて突然実家に帰ってしまいました。これは、現在社会問題となっている「子連れ別居」、いわゆる「子供の連れ去り」です。

別居に関しては、さまざまな約束を交わした上で合意していましたが、あくまで近くに住み、子供の養育に関わり続けるという前提でした。しかし、その約束はすぐに破られ、私は妻にも子供にも1年間会えない状況が続きました。

その代わりに、突然、相手方弁護士から通知が届きました。内容は「離婚してくれ、慰謝料を払ってくれ。それがかなわなければ子供には会わせない」というものでした。

非常に理不尽なことに、現在の日本の法の運用では、私にDVや不倫などの事実がないにもかかわらず、こんな要求が通るのです。

そこから、話し合いの相手は弁護士や裁判官となり、何度も遠方の裁判所に通いました。そしてようやく1年後、最愛の娘に再会することができました。その間、命を絶とうかと思うほど苦悩し続け、「妻を許せない!」という怒りが込み上げましたが、こんな状況が許容される国では、どうすることもできませんでした。

そのため、ただ耐えるしかなかったのです。娘に再会できたこと、そして娘が心身ともに健康であったことがきっかけで、私の、そしておそらく妻の精神状態も徐々に和らぎました。そして、さらに1年半が経過した現在、裁判所の介入は終わり、別居は続いていますが、親子3人で出かけることもできるようになりました。

この先、離婚は避けられないかもしれませんが、3人の良好な関係を維持するための模索は続きそうです。

もしあなたもこのような事例に悩んでいるなら、当事者同士では解決が難しい場合、第3者に相談してみることが解決の糸口になるかもしれません。経験豊富な専門家であれば、頼りになるでしょう。あなたが知らない方法やアドバイスが、希望になることもあります。

多少の費用がかかるかもしれませんが、時間を無駄にして状況を悪化させるよりも、早く解決する方が、あなたの人生にとって良い選択となるでしょう。

思い立ったらすぐに行動することが大切です。早く動くことで得るものは多いはずです。あなたの大切な時間を無駄にしないためにも、目の前の危機を放置せず、積極的に対処していきましょう。

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