家庭内別居の離婚した夫婦関係｜破綻した状態で長期間続ける地獄な日々

私は23歳で、同い年の妻と結婚して1年が経ちました。結婚生活は順調に進んでいるように思えましたが、ある瞬間から亀裂が入ったことを自覚しました。

それは、妻と義母と3人で義実家で食事をしていた時のことでした。私が義母の料理を褒めたのがきっかけでした。

「いつも私が作ったご飯を褒めたことなんてないのに、お母さんの料理だけは褒めるのね」

私はその時まで、妻の手料理や服装、化粧などを褒めなくなっていたことに気づいていませんでした。交際中は頻繁に褒めていたのに、結婚後はそれが当たり前の存在となり、意識しなくなっていたのです。

その日を境に、妻は自分の食事だけを作るようになり、私には完全に無関心になりました。何度も謝り、話しかけても、妻は一切無視を続けました。どうすれば妻の機嫌を取り戻せるのか、精一杯考えました。

妻が着ている服や化粧を褒めても、「今さら何？機嫌取り？」と冷たく睨まれるだけでした。

やがて、私が何を話しても「うるさい！」と大声で怒鳴られるようになりました。結婚3年目にして、そのような生活に限界を感じ、最終的に離婚を選びました。結婚して楽しかったのは最初の1年だけで、その後の2年間は家庭内別居や無視、怒鳴られることが増え、辛い思いをするだけで終わってしまいました。

今振り返れば、こんなことになる前に、もっと妻を褒め、彼女と一緒に趣味を共有する時間を作っていればよかったと強く感じます。しかし、一度亀裂が入ってしまえば、全てが手遅れになるということを痛感しました。